今日のファンダメンタルズ(水)
カピバラチャート
かぴばらチャート - Google ドキュメント
前日の相場動向
- 東京市場のドル円相場は110.39で寄り付いた
- 本邦午前から米朝首脳会談が開始する中、ドル円は110円台前半にて様子見ムードが強まった
- 午後に入り、米朝首脳が合意文書に署名予定と報じられると、協議前進への期待感が高まり、ドル円も110円台半ばまで上昇した
- その後、合意文書が締結されたものの、朝鮮半島の平和を目指し努力を続けるとの内容で、朝鮮半島の非核化の具体案は盛り込まれなかった
- これを受けドル円はじりじりと反落し、欧州時間に安値110.10をつけた
- 米国勢参入後、米消費者物価指数が発表されたものの市場予想通りの内容で市場への影響は限定的だった
- その後、パウエルFRB議長が毎回のFOMC後に記者会見を行うことを検討との一部報道がなされたことから、ドル円は高値110.49まで上昇した
- 結局ドル円は高値圏の110.37で引けている。
日本
今日の株式見通し、小動き、日米欧の中銀会合控え様子見ムード
- きょうの東京株式市場で日経平均株価は、小動きとなりそうだ
- 前日の米国株は高安まちまち
- 為替は1ドル110円台での値動きを続けており、外部環境に手掛かり材料が乏しい
- 米連邦公開市場委員会(FOMC)など日米欧の中銀会合を控え、様子見ムードが優勢となるとみられている。
- 日経平均の予想レンジは2万2750円─2万2950円
- きょうは国内では主要な経済指標の発表は予定されていない
- 海外はで韓国、インドネシアが休場
- FOMCの声明発表とパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見が控えているほか、米5月卸売物価指数も公表される。
米国
ドル指数が上昇、英ポンドも値上がり NY市場
- 米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は12日、朝鮮半島の完全な非核化を目指すことで合意、米政府は北朝鮮に体制保証を与えることを確約した
- ただ声明は具体的にどのように比較化をするのか詳細には触れていない
- 複数の専門家は今回の米朝首脳会談について、北朝鮮による核兵器廃棄に向けた具体的な取り組みを確約できなかったとコメント
- 米国株式市場は公益株やハイテク株が買われる中、ナスダック総合とS&P総合500が小幅続伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)決定を13日に控える中、神経質な取引となった
超大型買収にゴーサイン
- 米通信持ち株会社のAT&Tがメディア・エンターテインメントのタイム・ワーナーを850億ドルで買収する計画を、ワシントンの連邦地裁判事は条件を設定せずに認める判断を下し、買収阻止を求めた米司法省の訴えを退けた
FOMC、パウエル議長に解明してほしい米金融政策5つの疑問
1.過熱度
- 長期失業予想が下方修正されれば、加熱していないと
- そのままであれば景気は加熱への道を歩んでいる、つまりもっと多くの利上げあるいはインフレ加速が予測される
2.中立の足音
3.ガイダンスの余命
- フォワード・ガイダンスはいずれ無くなる可能性がある
4.どこまで縮小するか
- バランスシートをどこまで縮小するか、FF金利をどう管理するか
5.新興国市場との摩擦
欧州
ドラギ総裁、金利について曖昧貫く公算
- 今週の製作委員会のあとの会見で債券購入プログラムの終了について発言するかもしれないが政策金利については曖昧さを維持する公算
- 当局者はライン弁半ば頃の利上げを見込む相場予想は現時点では理にかなっていると繰り返し発言している
今日の経済指標
*随時更新
*ソース:ロイター、日経、三井UFJ銀行、みんかぶFX