2018年5月6日のファンダメンタルズ
今日の株式見通し
- [東京 7日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、上値の重い展開が見込まれる。予想より弱かった4月米雇用統計発表後に米国株が上昇したものの、為替は円高に傾いている。大型連休明けで投資家は動きやすくなるとみられるが、円高懸念や相次ぐ主要企業の決算発表を控え、リスクを取る動きは限定的となりそうだ。
対ドルでブラジル、メキシコ、南ア、トルコが売られている
- 通貨安にはそれぞれ理由が
ブラジル
トランプ政権が発動した鉄鋼などへの関税交渉をアメリカ側が一方的に打ち切ったよう
メキシコ
NAFTA最高賞で自動車に関する規則の改定を求めた米国の提案に対し返答を来週に先送りしたメキシコ政府
アルゼンチン
アルゼンチン中銀はペソ安が引き起こすインフレ高騰を避けるために3月から現在まで合計40億ドル規模の介入を実施している
アメリカのは金利を引き上げ、長期金利は先取りしてますます上昇する。
北朝鮮が米国に警告、比較家の表明は制裁の結果ではない
- 世論を誤った方向に導かないよう米政府に警告した
ドル高支えるトランプ帝国っ主義的循環
トランプの2つの経済政策
- 国内的にはサプライサイド経済学への回帰
- 退学的には戦略的貿易政策の復活
一点目:
- 減税や歳出削減、規制感はなどの小さな政府によって企業の投資を刺激すれば供給力を高められる
- 供給力の高まりは財政中立かつトリクルダウンをもたらす
二点目:
- 通商政策ゲーム
- 戦略的貿易対策は、規模の経済性があり、外部性が高く、貿易条件を有利にするような産業が対象となるー>IT
トランプ減税もドル下支えの仕掛けか
- サプライサイド経済学とインフラ投資は貿易赤字の削減と矛盾する
- 戦略的貿易政策は貿易収支の水準に影響を与えない
減税や規制緩和、インフラ投資が企業投資を刺激する場合、貿易赤字の拡大が避けられない。また、そもそもインフラ投資が政府支出のかくだいであり、減税によって個人消費も刺激を受ければ貿易赤字を拡大する。
次に、戦略的貿易政策についても、輸入を減らしたり輸出を増やしたりする政策では、貿易収支の水準に影響を与えない可能性がある(為替レートが動くため相殺される)。広く議論されるように、供給力を一定としたまま、貿易赤字の削減を実施するためには、内需を減らす必要がある。
用語:実質金利
日銀の金緩和政策は実質金が低下すると需要が刺激され、需給ギャップが縮まって物価が上昇するというメカニズムを想定している。実質金利を低下させるには名目金利の低下が予想物価上昇率の拡大が必要である。黒田総裁が就任したときはすでに名目金利は相当低く、追加の低下余地が限られていたため日限では予想物価上昇率を高めること実質金利の引き下げを図った。
しかし、それもなかなか難しい。そこで適用されたのがゼロ金利である。名目金利のゼロ加減成約を取っ払ってマイナスの金利にする。極論をすれば金利のマイナス幅を拡大していけば予想物価上昇率が変わらなくても実質金利はいくらでも引き下げられるというわけ。
今日のポジション:
ユーロドル:ショート
ユーロポンド:ショート ー>利食い
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